1円抜けの思い出

弱小の株ばかり扱ってばかりの私だった丁度15年くらい前。ぼろ株というのが随分はやっていました。しかしそんな商品も時間経過とともに、どんどんなくなっていき株そのものをやめたのが10年くらい前でした。そしてまた1円抜けをやり始めたという感じです。その中でも当時よくやっていた銘柄が山水電気とイチヤ(9968)でした。特にイチヤは当時から話題性があって、けなされながらも憎めない銘柄で私もそこそこ売却益を稼いだ銘柄でした。

この銘柄もともとは背広などを販売する高知では有名?らしいお店らしいのですが、関東の人にはあまりなじみがありません。この会社には炭火焼肉 牛藩というのがありました。実は一度食べに行きましたがそこそこおいしかったのを覚えております。ネット掲示板でも、焼肉はおいしいという感想を見ており私もそこは同じ意見でした。背広ではあまり有名ではありませんが、全く方向性の違う焼肉で成功するという珍しい会社のような気がしました。とは言っても、大赤字を克服するだけのちからもなく、年々株価は下がり、株を併合したりと1円抜けの我々にとっては話題性の高い銘柄として数年間お付き合いをしたわけです。

金の話が出てきたと思えば、建設業をやってみたりと色々チャレンジ精神がある会社ではあるんですが、本業の衣料関係が芳しくないので、お店をたたんではまた出店とかかなり継続感のない社長さんのように思いました。ネットの掲示板ではいつ倒産するんだとか、つぶれてしまえなど散々な事を言っていましたが現在もちゃんと会社は継続しており、上場してなくても会社とは成り立つのだと思いました。当時から赤字額がすごかったと記憶しています。それを証券を発行してなんとか会社を食いつないでいた、ある意味ものすごいテクニックを見せていた会社だったと思います。

1円抜けってこうした、ぼろ株のなかでも話題性がある銘柄って結構見ていて面白いのです。ずっと画面を一日にらめっこしながら掲示板を見てみると、おもわずぷっと笑える投稿をする人がいます。イチヤがいよいよ最後となったとき、”記念に株券がほしいと”1000円と手数料を払って購入する人が居たのを覚えています。何のためにと思いますが、また上場してもっておけば・・・・と掲示板にないないと思いながら最後の掲示板の投稿をする訳です。掲示板の中にも顔?見知りができてある意味株というのが、奇妙なサークルみたいな感じに当時はなっていたと思います。

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